高速道路でのトラック最高速度、政府が引き上げ案　労組「本末転倒」 [首都圏の虎★]

だから事故を起こしたら現場が凄かった

以前よりこの話は方々から聞こえてきていましたが、現場は大反対していました。

働き方改革施行によって生じるいわゆる「2024年問題」を、国や識者たちはいつもこう定義します。「荷物が運べなくなる問題」と。
これを聞くたび、彼らの感覚のズレを痛感し、憤慨します。
「荷物」の心配してどうする。守るべきは「荷物」ではなく「トラックドライバー」じゃないのか。

時速80kmから100kmになることは、ドライバーの集中力に一層大きな負担が生じます。働き方改革であるにも関わらず、なぜ現場がより負担を強いられるのか。
「クルマはどんどん安全になっている」という声が国や識者から聞こえますが、「トラックにも乗ったことのない人たちが何を知ってて」、と呆れてしまう。

深夜走った分に変更される深夜割引しかり、こうした愚案が国や識者から出るたびに「もう働き方改革なんてやめてしまえ」と強く思います。誰も得しない。