中国政府は、来年末までに全ての象牙の加工と取引を段階的に禁止する計画を発表しました。実現すれば絶滅が危惧されているアフリカゾウの保護につながると期待されます。
国営の新華社通信によりますと、中国政府は、国内にある34の加工業者と143の販売店、全てを2017年12月末までに段階的に閉鎖させます。オークションを含むインターネットでの販売も厳しく取り締まるということです。
今後は博物館など文化目的での使用や展示のみが認められることになり、政府は象牙の彫刻家など加工業者の再就職も支援するとしています。
中国では象牙は富裕層のステータス・シンボルとして人気ですが、象牙を目的とした密猟でアフリカゾウの生息数が激減したため国際的にも批判の声が高まっていました。
WWF=世界自然保護基金は「アフリカゾウを絶滅から守ろうとする決意を示している」と中国の決定を歓迎しています。(31日23:35)
浜田は方正さんの決死の説得で象牙売買やめたから
ええ…