米紙ワシントンポストによる新たな調査結果の分析によれば、過去1年にセ◯クスをしなかったと答えた人の割合は2018年に18~30歳未満の女性で18%だったのに対し、同世代の男性では28%に上った。ミレニアル世代の男性はポップカルチャーの観点では性行為に最も積極的、または少なくとも性的欲求が最も強いと描かれることが多いため、調査結果についてソーシャルメディアでは予想外との反応が出ている。
米心理学者で家庭医のレナード・サックス氏は調査結果公表前に一般論としてツイッターに、「考えられる理由に、ゲームとポルノを好む傾向が強まっていることがある」と述べていた。
過去1年セ◯クスをしなかったと答えた人の割合を年代別にみると、30代で7%、40代で9%、50代で13%で年代によって大きな差が見られた。60歳以上ではおよそ50%だった。過去1年セ◯クスをしなかったと答えた人の割合を全体的にみると漸進的ながらも徐々に増える傾向にあり、全体で23%で20年前の19%から上昇した。ただこの割合は60歳以上では安定している。
今回の統計は、米イリノイ州シカゴ大学の研究機関NORCが総合的社会調査のために集計、ワシントン・ポストが分析したもの。同紙は分析から、高齢化と独身者の増加が過去30年の傾向を特徴づけていると指摘した。【翻訳編集AFPBBNews】
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