2019年6月6日 16:12
沖縄県警は6日、昨年12月から今年5月30日にかけて、沖縄本島内で大麻を所持したり、
譲り渡したりなどをしたとして、高校生14人を含む16歳から19歳の未成年の少年計23人を
大麻取締法違反容疑で摘発し、那覇地検などに送検したと発表した。
そのうち男女3人の高校生が逮捕されている。
県警によると、少年らの中には会員制交流サイト(SNS)を介して知り合い、面識がないまま売買をしていた者もいた。
摘発された高校生らが通う高校は複数の学校にまたがっていた。
大麻を買って逮捕された女子高校生は知人の高校生ら4人に譲渡し ており、
少年らの間に違法薬物が流通している実態が明らかになった。
県警によると、摘発された少年らは大麻を吸引した動機について「興味本位」「友人に勧められて」
「体に悪影響はない」などど話している。SNSでは大麻を「野菜」と称する隠語を使用して売買していた。
一方、捜査中でまだ摘発には至っていない高校生の少年の1人は、逮捕された女子高校生を含む7人に 大麻を売り渡した疑いがある。県警はこの少年に大麻を売った者も含み、捜査を進めている。
県警は同日、少年や20代の成人2人も含んだ六つの大麻関連事案を発表。
六つの事案それぞれ関連していないが、計23人の少年を摘発した。 【琉球新報電子版】
琉球新報
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