粘着テープで固定してあり、しばらく作動しているのか、触ると熱を帯びていた。「もしかしてカメラじゃ…」。慌てて、皆がいる部屋に戻った。
3月下旬、子ども向けの習い事教室が開かれていた佐賀県中部の寺。住職が部屋を提供し、講師の40代女性が教えていた。
その日も15人ほどの小中学生がいた。女児が「カメラみたいなものがあった」と講師や住職に伝えると、住職は「何だろうね」と言いながら機器を取り外した。
住職から明確な説明はなく、子どもたちは家路に着いた。
住職は後日、教室側の聞き取りに対し、盗撮目的でのカメラ設置を認めた。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/319084