ワイ「うるさい！！！人形の分際でワイに逆らうな！！いつもどおり馬鹿にされとけばええねん！！！」
藤井聡太「あなたがそんなにも心が歪んでしまったのは環境のせいです。よく環境のせいにするなと言われますが根っからの悪人はいません。人格形成される時期に何か問題でもあったのではないのでしょうか？」
ワイ「でも実際はワイの頭が良かったわけではなく周りの頭が悪かっただけなんや…そのせいで天才だと勘違いしてしまった…中学に入ったら最初はノー勉でも学年一桁だったから勉強するという習慣が身につかんかった…それに対して周りは…特に体育会系はちゃんと勉強する奴もおるからどんどん抜かされて行って中学３年の頃には後ろから数えた方が早い順位やった…」
ワイ「そして高校…試験勉強しなくてもいいという理由で偏差値55の馬鹿高に入った…当然授業中に話しまくる動物園みたいな劣悪な環境で自分もゲームでオールして学校で寝るだけ毎日で腐っていった…」
ワイ「働きたくもないが勉強もしたくない…ただ進路は決めないと進路指導が面倒だから働くよりマシな推薦を狙ったよ…でもこれまで1度も勉強する習慣が無かった奴が急に勉強できるわけでもなくノー勉で入試に行ったよ…わざわざ新感線に乗ってホテル泊まって前乗りしてな…ホテルでも勉強はしなかった…まあ当然落ちるわな…」
ワイ「手取りは少ないがボーナスは高卒にしては多く半年に1回50万も貰えたよ…最初の半年は寸志だったがそれでも1ヶ月分貰えた…同級生はボーナス5万と聞いてマシな方なんやなと思った…ただ東京の満員電車はキツすぎるし遅刻は多いし当日有給使いまくるし飲み会には行かず面倒な仕事はやらずに上司に怒られる日々…ワイは1年で辞めた…社会不適合者ということを自覚したよ…いや分かってたけど断定できたってところか…」
ワイ「そしてニート生活スタートや。最初は学生の夏休みのように満喫した。毎朝アラームに起こされなくてもいい。スーツに着替えなくてもいい。満員電車に乗らなくてもいい。8時間拘束されなくてもいい。天国だと思ったよ。ただ気がつけば1年、2年と一瞬で過ぎていった。何のために生まれたのか、何のために生きているのか分からなくなった…」
藤井聡太「僕は天才だとよく言われます。努力はしてきましたが努力が実らない人が大半です。謙遜せずに僕は天才だと思います。ただ殆どの人は凡人です。将棋で言えば歩です。他の駒のような特別な能力はありません。」
藤井聡太「ただ歩も、一歩一歩、前へ、敵陣へ、目標へ、進めばやがて『金』と成ります。王を1番近く守る者です。」
藤井聡太「僕は『何もない人』が羨ましいです。何故なら、何もなければそれから何にでもなれるからです。0は簡単にプラスにできます。伸びしろは天才をも上回るのです。」
藤井聡太「王は何かに成ることはできません。ずっと王のままです。」
藤井聡太「僕はあなたが金に成るのをお待ちしております」
藤井聡太「僕はいつでもあなたの心にいますよ」ｽｩ…
ワイ「藤井聡太！身体が透けて…！」
藤井聡太「そろそろ時間のようです…勝負は引き分け…ということしまs…」
ワイ「藤井聡太ぁぁぁぁあおああああ！！！！」
ワイ「・・・」
ワイ「最初の…一歩を踏み出してみるか…小さくてもいい…でも確実に前へ…少しずつ…！」
どうせならもう
ヘタクソな夢を描いていこうよ
どうせならもう
ヘタクソで明るく愉快な愛のある夢を
「気取んなくていい
かっこつけない方がおまえらしいよ」
空回りしてしまう僕らの旅路は
小学生の手と足が一緒に出ちゃう行進みたい
それもまたいいんじゃない?
生きてゆくことなんてさ
きっと 人に笑われるくらいがちょうどいいんだよ
心の奥の奥 閉じ込めてた本当の僕
生身の36度5分 飾らずにいざwe don’t stop
けどまだ強がってるんだよ
まだバリアを張ってるんだよ
痛みと戦ってるんだよ
僕達は強がって笑う弱虫だ
淋しいのに平気な振りをしているのは
崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためなのさ
僕だけじゃないはずさ
行き場のないこの気持ちを
居場所のないこの孤独を
抱えているのは…
そのくせ自分の事となると不安になって
人間を嫌って
不幸なのは自分だけって思ったり
与えられない事をただ嘆いて
三歳児のようにわめいて
愛という名のおやつを座って待ってる僕は
アスファルトの照り返しにも負けずに
自分の足で歩いてく人達を見て思った
動かせる足があるなら
向かいたい場所があるなら
この足で歩いてゆこう
できないかもしれないと思う夜もあったけど
大切な人達の温かさに支えられ
もう一度信じてみようかなと思いました
辛い時 辛いと言えたらいいのになぁ
僕達は強がって笑う弱虫だ
淋しいのに平気な振りをしているのは
崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためだけど
僕が僕として生きてきた証にして
どうせなら これからはいっそ誰よりも
思い切りヘタクソな夢を描いてゆこう
言い訳を片付けて 堂々と胸を張り
自分という人間を 歌い続けよう
～END～
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