女子100メートル障害で、日本選手として初めて準決勝に進出した木村文子(29)。168センチ、53キロのスレンダーの容姿は、以前からインターネット上で、かわいいとか美しいなどと評判の美女アスリートだ。「うれしくて早く走りたい」と臨んだ準決勝だったが、13秒29の2組8着の最下位で決勝には進めなかった。
予選落ちした2012年ロンドン五輪以来5年ぶりの世界の舞台。16年には左脚のけがで走ることができず、苦しい時期を過ごした。それだけに「あの場に立てたことがうれしい」と高揚感にひたった。
とはいえ、同時に世界の高い壁も実感した。トップのハードル選手らとのスピードの差を経験した。この経験によって「準決勝でどうやって戦うかを(今後の)目標として設定できる」と前向きに捉えていた。美女ハードル選手が一皮剥ける機会を得た。
8月12日に決勝が行われた女子走り高跳び。スレンダーな体形の美女たちが体を巧みにくねらせながらバーを跳んでいく。ブロンドの長髪に目鼻立ちのクッキリ刻まれた美しい容貌。179センチ、60キロとスラリとスタイルに、細く伸びた手脚。モデルと言っても通用しそうな美女アスリートが、若手有望選手の1人、ユリア・レフチェンコ(19)だ。美女が多いと言われるウクライナ出身なのだ。
アスリートとしての能力も高く、2014年のユース五輪で金メダルを獲得。年々記録を伸ばしてきた。16年のリオデジャネイロ五輪では1.92メートルで19位にとどまったが、今回の世界陸上では2.01メートルを跳び、銀メダルを獲得してみせた。
インスタグラムには競技写真やトレーニングの様子、アスリート仲間らとの写真が多いが、中にはモデル級の容姿に着た水着姿もアップされている。まだフォロワーは6万4000人程度だが、今後が期待されるアスリートだけに、注目は必至だ。
走り高跳び決勝で1.92メートルで7位に終わったアイリーン・パルシテ(25、リトアニア)だが、ロイター通信はローアングルの魅力的な写真を配信してきた。186センチの長身にもかかわらず、63キロというスリムな体形ならば、カメラマンも魅了されたか。
世界陸上の前に出場した欧州室内選手権では2.01メートルを跳び、優勝を果たしている。今回は1.92メートルに留まり、7位に終わったが、その存在感は光っていた。
世界一流のアスリートというだけでなく、1579年に創設されたリトアニアの中でも古い大学一つ、国立ビリニュス大でビジネス情報管理を勉強。学部課程修了後は同大で経済学の修士研究を行っている。まさに才色兼備のアスリートである
2017.8.20 07:00
http://www.sankei.com/premium/news/170820/prm1708200020-n1.html
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