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パリ在住の日本人女性が2017年秋にフランスで上梓した小説『TCHIKAN(痴漢)』が現地で話題になっている。 著者の佐々木くみが中学と高校時代を過ごした日本で被害に遭った、実際の「痴漢体験」に基づく物語だ。
ある意味、日本特有の性犯罪ともいえる痴漢行為に、フランスのメディアや読者は大きな関心を示し、反響を呼んでいる。
フランス人は同書をどのように受け止めたのか、佐々木はなぜいま被害を訴えようと思ったのか、そして欧米に比べて日本では「#MeToo」の声を上げにくい理由とは──。
「痴漢の指の動きは止まらなかった」
https://courrier.jp/news/archives/109596/